要融合就不能唯我獨尊
ひとり-がち 0 【《一人》勝ち/独り勝ち】
トヨタ、米国融合作戦 「1人勝ち」逆風警戒
2007年12月24日11時53分
トヨタ自動車が進出50年を迎えた米国で、伝統的な自動車レースへの参戦などを通じて「市民権」を確保しようと模索している。トヨタは07年の世界生産 台数で米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて初の世界首位に立つことが事実上確定し、一人勝ちのトヨタに今後どんな逆風が吹くかは予測できない。現地で 車をつくって売るだけでなく、文化にとけ込んで地域と共生する「もう一つのトヨタウェイ」で、日米貿易摩擦の芽を摘み取ることを目指す。
トヨタは57年の米国トヨタ自動車販売設立を皮切りに北米進出を加速させ、初めて単独運営したケンタッキー工場は来年5月に操業20年を迎える。トヨタが米国で創出する雇用も、部品などの取引先を含めると約38万6000人に達する計算だ。
それでも「巨人トヨタ」が地域社会への浸透を必死に探る背景には、トヨタへの敵対感が薄れていないのではないかという懸念がある。 1931年から世界生産首位に君臨してきたGMは米自動車産業の象徴であり、トヨタが77年ぶりの首位交代を確実にしたことで、米市民感情がどう動くかは 未知数だ。
例えば、トヨタの世界首位が現実味を帯びてきた今秋。東京モーターショーの開幕直前にビッグ3側が表明したのは、「祝福」 ではなく「敵 対」の姿勢だった。「円の過小評価で日本車の輸出競争力が底上げされている」と批判し、米政府に円安是正を働きかける方針を発表したのだ。
ナスカー参戦を巡っても、ビッグ3陣営の特定のチームから「トヨタは出て行けという、あからさまな批判の声があがった」(トヨタの米国法人幹部)。トヨタの「真の現地化」はまだ道半ばだ。
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