龜甲萬2013財年海外銷售額首次超過日本國內
2014/04/28
生産龜甲萬醬油等的日本食品佐料製造及供應商龜甲萬(KIKKOMAN)2013財年(截至2014年3月)的海外銷售額首次超過日本國內。雖然這很大程
度上受日元貶值效應拉動,不過按當地貨幣計算,除了主力市場北美外,在歐洲和亞洲的銷售額也出現增長。在新興經濟體收入增長以及和食(日本料理)倍受歡迎
的背景下,今後日本代表性調料之一的醬油的增長空間十分巨大。
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龜甲萬在美國威斯康辛州的醬油工廠 |
龜甲萬2013財年的合併銷售額同比增長了14%,增至3431億日元。其中,海外銷售額增長了26%,增至1744億日元(包括與國外及持股公司的內部交易),超過了國內的1707億日元。
「和食」已入選聯合國教科文組織的非物質文化遺産,作為「酷日本」的一環,日本政府也在積極推進和食在海外的普及。龜甲萬社長堀切功章表示「還將在馬來西亞和印度尼西亞等尚未進駐的國家擴大銷售」。
龜甲萬2013財年的海外營業利潤增長了34%,增至175億日元,拉大了與日本國內的差距。日本國內方面,因為未能消化原料價格上漲而出現減益,營業利潤僅為52億日元。
龜甲萬 Kikkoman 在台灣與統一集團是"策略夥伴"
所以後者是代工廠兼消費者 (譬如說 7-Eleven 超商內的許多產品)
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Quality Times 品質 時報
第 2期: 2007年1 月10 日發行 Daily Highlights Wensday, January 10, 2007
書海
補充 The Kikkoman Chronicles :醍醐味的祕方 (尋智書摘第9 輯)
{ 醍醐味的祕方:龜甲萬300年的堅持與創新 }
Yates, Ronald E., The Kikkoman Chronicles, New York : McGraw-Hill, 1998.
「如今,龟甲万 Kikkoman已成为全球主要的酱油生产商,在美国占有 55%的市场份额,大多数家庭里都能见到其标志性的红盖酱油瓶。」
公司資料:
Type: Public
Employees: 6,422
BKikkoman
Corporation has established the Kikkoman Institute for International
Food Culture (KIIFC) as part of the commemorative events celebrating the
80th anniversary of the founding of our company. The purpose of the
Institute is to conduct research, promote cultural and social
activities, and collect and disseminate information regarding soy sauce,
a fermented seasoning.
紀念公司 80周年慶的「國際食文化研究展覽中心」Kikkoman Institute for International Food Culture ( 「キッコーマン国際食文化研究センター」は創立 80周年記念事業の一環として設立いたしました。
食の国際交流と豊かな食生活をめざして )
我們特別關心他們對於醬油風味輪之研究第一圖 參考中文: Flavor Profile and Flavor Wheel :
食品開発において重要な味の評価に関する研究をご紹介します。
味や香りなど官能的な特性を定量的に評価する定量的記述分析法( QDA 法)を導入し、しょうゆおよびしょうゆ周辺調味料を中心に様々 な食品を評価し、製品開発に役立てています。
図2.加熱条件と香気特性の関係
「鶏の照焼」をモデルとし、加熱条件(時間および温度)と生成した香気についてマッピングした2)。加熱温度が高くなると、コゲ臭の他に油の酸化臭が強くなり、加熱時間が短くなるとムレ臭や生臭いにおいが強くなる
《引用文献》
1) ifia JAPAN 2005 にて発表
2) 仲田真知子ほか:実験計画法を利用した加熱条件がATC(Artificial Teriyaki Chicken) フレーバーの官能特性と香気成分に及ぼす影響の解析、日本食品科学工学会第49 回大会講演集,p120 (2002)
2007.7
The Kikkoman Chronicles by Yates, Ronald E., , New York: McGraw-Hill, 1998.
漢譯{醍醐味的祕方:龜甲萬300年的堅持與創新}
The Chronicles 是歷史
不過台灣商人淺薄
好幾十年前我還對"醍醐味"心存許多幻想
不過製造醬油並不是什麼大事
當時台灣每一鎮市都有廠商
雖然他們與可能各自有祕方
不過我們自小型習慣"熱滾滾"的醬油配送到家
80年代到美國
開始知道 Kikkoman 的威力......這是迷
為什麼他們能夠行銷到"美利堅"等國呢?
更妙的是我們幾年前開始在台灣所用的該公司廠牌
似乎是"統一企業"代工的
它將一研究中心設在新加玻
此書十年前漢譯本出版之後 忠樸收入(尋智書摘第9輯)
2007年初 我補充下述剪貼:
「如今,龟甲万 Kikkoman 已成为全球主要的酱油生产商,在美国占有55%的市场份额,大多数家庭里都能见到其标志性的红盖酱油瓶。」
公司資料:
Type: Public
On the web: http://www.kikkoman.co.jp
Employees: 6,422
B
Kikkoman Corporation has established the Kikkoman Institute for
International Food Culture (KIIFC) as part of the commemorative events
celebrating the 80th anniversary of the founding of our company. The
purpose of the Institute is to conduct research, promote cultural and
social activities, and collect and disseminate information regarding soy
sauce, a fermented seasoning.
紀念公司80周年慶的「國際食文化研究展覽中心」Kikkoman Institute for International Food Culture (「キッコーマン国際食文化研究センター」は創立80周年記念事業の一環として設立いたしました。
食の国際交流と豊かな食生活をめざして)
我們特別關心他們對於醬油風味輪之研究第一圖 參考中文: Flavor Profile and Flavor Wheel :
食品開発において重要な味の評価に関する研究をご紹介します。
味や香りなど官能的な特性を定量的に評価する定量的記述分析法(QDA法)を導入し、しょうゆおよびしょうゆ周辺調味料を中心に様々な食品を評価し、製品開発に役立てています。
図2.加熱条件と香気特性の関係
「鶏の照焼」をモデルとし、加熱条件(時間および温度)と生成した香気についてマッピングした2)。加熱温度が高くなると、コゲ臭の他に油の酸化臭が強くなり、加熱時間が短くなるとムレ臭や生臭いにおいが強くなる
《引用文献》
1) ifia JAPAN 2005 にて発表
2) 仲田真知子ほか:
実験計画法を利用した加熱条件がATC(Artificial Teriyaki Chicken)フレーバーの官能特性と香気成分に及ぼす影響の解析、日本食品科学工学会第49回大会講演集,p.120 (2002)
Quality Times 品質 時報 第2期:2007年1月10日
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キッコーマンの品質保証活動
よりよい食生活と健康に貢献
FujiSankei Business i. 2007/4/23
ここ数年、新聞の社会面記事下に掲載されない日がないくらい、「おわび広告」が目につく。個人情報の漏洩(ろうえい)や火災事故など事件・事故のおわびか
ら、欠陥商品の回収や交換、使用禁止を呼びかけたものなどさまざまだが、これだけ次々とおわび広告が続くと、なぜきちんとした事前防止のチェック体制が敷
かれていないのか疑問に感じる。
事件・事故が発生したらおわび広告を掲載すればいい、どこかにそんな気持ちがあるのではないか、そんな思いさえしてくる。
企業は消費者に、安全で、安心して使ってもらえる商品を提供してこそはじめて、企業を取り巻くステークホルダー(利害関係者)から信頼され、それが企業価
値のアップに結びついてくるものだ。事件・事故が発生したら素早く広く知らせることも大事だが、いま一度、日ごろの事前のチェック体制を強化してほしい。
≪85年に専門部署設置≫
キッコーマンが、品質重視の経営をしなければならないというトップの意向により、食品業界でいち早く品質保証部を設置したのは1985年。品質保証という言葉がまだ一般的でなかったころだ。
品質保証部の特徴は、消費者の視点で、原材料の調達から物流、販売それぞれの過程で、安全性、法規適合性、商品パッケージや広告が公正で分かりやすく表示されているかどうかなど、社会的公正性について徹底的な審査を行っていることだ。
逆に言えば、審査に合格しないと商品化はできず、審査はキッコーマンの品質保証の要となっている。「違法性がなくても、過大表示や不適切な表示などの場合もあり、審査は厳しく行っている」と品質保証部長で薬学博士の片岡茂博氏は説明する。
翌86年には、品質保証委員会が設置された。構成は、経営トップ、研究、開発、原材料調達、環境、お客様相談センター、品質管理、品質保証、法務、営業な
ど各部責任者19人からなる。毎月1回開かれる委員会では、品質に関する方針や食品衛生課題、社内ガイドラインの制定、重要案件の審査など品質保証のなか
でも特に重要項目について審査される。
こうしたきめ細かい取り組みは、1995年のPL(製造物責任)法施行などを契機に品質保証部門を設置しはじめた食品各社の参考事例となった。
2000年代に入ると、食品の安全・安心性に対して社会に変化が出てきた。
1つは消費者の変化だ。食中毒、食品への異物混入、食品メーカーによる表示偽装事件が次々と発覚、行政のBSE(牛海綿状脳症)対策の不手際などもあって、食品の安全性に疑いを持ち始めた。
2つめが、輸入食品の増加で、食品添加物、残留農薬など新たな問題が発生。そして3つめが、大豆、菜種、トウモロコシなど遺伝子組み換え作物(GMO)が出回るようになったことだ。
さらに、含有アレルギー物質の表示や、残量農薬などのポジティブリスト制度など、新たな規制が出てきた。ダイオキシンや環境ホルモンなどの化学物質、また
BSEや鳥インフルエンザ、O-157などの感染症の台頭も見逃せない深刻な問題だ。こうした情勢から、食品各社は安全性をより重視し、品質保証部門を強
化し始めた。
キッコーマンでは、アレルギー物質の表示は、表示が義務づけられている卵、乳、小麦、そば、落花生の
5品目はもちろん、表示が勧められている大豆、りんご、豚など20品目についても、厚生労働省が推奨している「個別表示」を採用。残留農薬は詳細な使用農
薬の調査を行うとともに、しょうゆ、みりん、穀類、豆類、野菜などについて同社分析センターで自主分析している。
こうした取り組みをより多くの消費者に知ってほしいと今年3月、ホームページに「キッコーマンの安全・安心への取り組み」を開設した。
≪年900件を27項目審査≫
品質保証部のメンバーは9人。年間約900件を、原材料の安全性、製造工程の安全性、適法性、容器包装、表示、賞味期間など27項目にわたって審査する。
しかも、これらを開発部門とダブルでチェックする体制が取られている。容器は、例えば塩化ビニールを使っていないかどうかなどについて、環境への負荷も含
めてチェックする。
「時間のかかる作業だが、品質保証部の使命はお客さまに満足していただくこと。それがお客さまとの信頼関係につながり、企業価値を高めることになる」と片岡氏は語る。
今日も朝から、女性2人を交えたベテラン社員の審査が続く。
(エフシージー総合研究所情報調査部長 山本ヒロ子)
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【プロフィル】山本ヒロ子
やまもと・ひろこ 早大卒。73年産経新聞メディックス入社。91年エフシージー総合研究所に移籍。会員制情報サービス組織「フジサンケイ広報フォーラム」などの責任者。東京都出身。